子育てをする中で、「もっとのびのび過ごせる家に住みたい」と感じることはありませんか?
私は、子どもの成長をきっかけに住まいを見直し、中古の戸建て住宅を選びました。
実際に暮らしてみると、マンションとは違う良さがある一方で、気をつけたいポイントもあると感じています。
ちなみに、我が家の家族構成は、夫、妻、子供(購入当時6才&2才)+購入後に生まれたBabyの5人家族です。子育て世代の視点で、「戸建て」あるいは「中古物件」のメリットとデメリットを紹介していきます。
この記事では、子育て世代が中古戸建てに住んで感じたリアルなメリット・デメリット(暮らしごこち)を中心にまとめました。
と気になっている方に、少しでも参考になればうれしいです。
なお、実際に住んでから感じた中古住宅の現実については、パート2でくわしく紹介しています。
子育て世代には、戸建てのお家、おすすめです!
まずは、戸建てのお家で子育てをするメリットから紹介していきます。結論から言うと、戸建てのお家に住むという選択肢は、子育て世代にはかなりおすすめです!
実際に戸建てに住んでみて、子どもとの暮らしやすさが大きく変わるということを感じました。
もちろんデメリットもありますが、それを踏まえても戸建て住宅は子育て世代にとても相性がいいと感じています。
戸建てのメリット

子どもの生活音が気にならない
戸建ての魅力のひとつが、子どもの足音や泣き声などの生活音に気を遣わなくてもいいという点だと思います。
マンションに住んでいたときは、子供が大きい声で話したり、なかなか泣きやまないと、「隣人に聞こえていないかな…」と気になっていました。
また、足音にもかなり気を遣っていました。元気な子どもたちは、家のなかでもお構いなしに走ったり飛んだりします。
戸建てでは左右・上下の住人に気を遣うことが少なく、家の中でのびのびと過ごすことができます。
マンションに住んでいた頃なら「ちょっと静かにして!!」と言いたくなることでも、戸建てに引っ越してからは「元気にやってるなぁ」と思える気持ちの余裕が生まれました。
ペットや楽器もOK!生活の自由度が高い

楽器の演奏やペットの飼育ができるのも、戸建てのいいところです。
子どもがピアノやバイオリン等の習い事をするなら、家でも練習をしたいですよね。
マンションの管理規約に「楽器演奏禁止」と書かれている場合には楽器の演奏ができませんが、戸建てだと楽器を自由に置くことができます。
また、戸建てであれば子どもが「ペットを飼いたい!」と言いはじめても、規約を気にせず叶えてあげられることができます。
楽器の習いごとが自由にできたこと、家族の一員のようにペットを大事に育てたこと。どちらも子どもと家族のかけがえのない思い出になるのではないかと思います。
車や自転車が使いやすい
戸建ては、自転車や車と、家との行き来がかなり楽です。
子どもを連れての移動は荷物が多くなったり、子どもを抱っこしたまま移動したりと、何かと大変な場面が増えます。
そんなときでも、駐車場がすぐそばにあるので車の出し入れがとてもスムーズ。日々の移動にかける負担を軽くしてくれます。
また、車や自転車に乗っていざ出発、というときに「忘れ物した!」という場合でも、すぐ取りに行けるのでかなり助かっています。
気軽に外に出られる

戸建ては玄関を出ればすぐ外なので、外に出るハードルがとても低いです。
「ちょっとだけ外で遊ばせたい」
「少し気分転換したい」
そんなときにも、すぐに行動できるのは大きなメリットです。
ゴミ捨ても楽ですし、公園やスーパーへのお出かけにも気軽に出発できます。
子どもにとっても、外遊びの機会が自然と増える環境だと感じています。
階段のメリットは、落ち着く場所を確保できること

戸建ての特徴である「階段」は、不便に感じる場面もありますが、空間が分かれることによるメリットもあります。
家族と過ごす時間は楽しいですが、「たまには1人になって過ごしたい…」と思う時もあると思います。そんなとき、うちの夫は2階の寝室で休んでいます。
家族の生活スペースと休む場所が分かれているので、落ち着いて休めるのだそうです。
また、子どもにとっても1階のリビングで遊ぶのとはちがう楽しさがあるようで、たまに2階の寝室で布団をマットにして運動しています…笑。
階段でスペースが分けられていることで、家の中でも気分転換ができたり、一人の時間が確保できる。
これは、2階/3階という空間がある戸建てのメリットかなと思います。
戸建てで子育て。開放的な暮らしができる!
ここまでの話をまとめると、戸建てに住んで全体的に感じたメリットは、「気持ちのゆとりが生まれた」ということでした。
マンションに住んでいたころは、子どもが少しはしゃぐだけでも気になってしまい、「静かにして!」と声をかける場面も少なくありませんでした。
戸建てに住んでからは、そうしたプレッシャーが大きく減り、子どもが多少走り回ったりしても、過度に神経質にならずに見守れるようになりました。
また、戸建ては生活の自由度が高く、楽器の演奏やペットの飼育といった面でも選択肢が広がります。
マンションでは規約や周囲への配慮から難しいこともありますが、戸建てでは家族のライフスタイルに合わせた暮らしがしやすいと感じました。
また、わが家の場合、中古住宅を選んだことでマンションよりも広い住まいを選ぶことができ、家の中で遊べるスペースが増えました。
たとえば、雨の日や夏の暑い日でも家の中で遊べるため、子どももストレスを溜めにくくなったように感じます。
家のなかでも体を動かして遊べるスペースがある一方、玄関を出ればすぐ外に出られるということも日常の過ごしやすさにつながっています。
このように、戸建ては空間的な広さだけでなく気持ちの面でもゆとりを生み、家族がのびのびと過ごせる環境をつくりやすい住まいだと感じています。
戸建てのデメリット
ここまでは戸建てのメリットを紹介していきましたが、それとは反対にデメリットも存在します。
ここからは、戸建てに住んで感じたデメリットを紹介します。
生活音と周囲への配慮
戸建てとはいえ、周囲に漏れる生活音がゼロになるわけではありません。
特に気をつけたいのが窓を開けているとき。戸建ては道路に面している場合が多いので、窓を開けたときの道路への音漏れには要注意です。
気候のいい季節ほど開放的に過ごしたくなりますが、時間帯や周囲の環境には注意したいところです。
特に夜間や早朝は、声や音が思った以上に外に響くこともあります。とくに近隣との距離が近い場合、適度な気遣いは必須です。
「外」との距離が近いので防犯に注意
戸建ては「外」との距離が近く気軽に出かけやすいメリットがあることを紹介しました。一方、外からも侵入されやすく、防犯面では注意が必要です。
外に面している戸建ては侵入経路が多く、防犯対策が重要になります。すぐにできる防犯対策としては次のようなものがあります。
- 鍵の管理
- センサーライトを設置する
- 防犯カメラの設置
また、戸建てでは窓の防犯対策も重要となります。
その理由は、住宅への空き巣の侵入手段は窓の「ガラス破り」が半数以上を占めているためです。
(参考文献:林 直樹『最高の住まいをつくる「リフォーム」の教科書』株式会社PHP研究所,2014年7月,58ページ)
なので、二重窓にする、二重ロックを取り付けるなど、窓の安全対策が重要になります。
リフォームにかける予算がある場合には窓を防犯ガラスや二重サッシにするといった対策が効果的です。
また、DIYで防犯効果を高めたい場合、窓に「中空ポリカ板」を貼るという方法もあります。
ご興味がある方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
子供が小さいうちは階段が不便かも…
小さな子どもがいる場合、階段はすこし不便かもしれません。それは、
といったデメリットの部分が大きいためです。わが家の赤ちゃんも、ハイハイし始めたら階段には注意しないとな…と思っています。ベビーゲートの設置など、安全対策は必須です。
また、わが家は洗濯機と物干し台が2階にあるので、洗濯の時も大変。
洗濯物を干している途中で子ども達のケンカが始まると、1階に降りて仲裁し、また2階に戻って洗濯物を干し…と、なかなか進まないことがあります。
そのほか、住んでみて感じたリアルなポイント
置き配や宅配サービスが利用しやすい
戸建ては玄関先にスペースがあるため、置き配がしやすく、とても便利だと感じました。
オートロックのマンションに住んでいた頃は、再配達の手配に苦労した経験があります。
ネット通販の荷物だけでなく、スーパーの個別配送やヤクルトの配達なども、不在時には玄関先へ置いてもらえるので、再配達の手間が減りました。
子どもがいると急な外出などで不在にすることも多いため、置き配が使えるのはかなり助かっています。
ゴミ出しがラク
戸建てはゴミ出しの動線がシンプルで、朝の負担が少ないと感じました。
子どもがまだ寝ている間や、テレビをみているあいだにサッと出せるのは、意外と助かるポイントです。
中古住宅だから虫が多い、というわけではなかった
私は子供のころに住んでいた中古住宅に虫がよく出たので、「中古の家は虫が多いのでは?」と警戒していました。ところが、実際に住んでみると、必ずしもそうとは限らないと感じました。
もちろん、季節によっては虫を見ることもありますが、これは新築・中古に限らずあることだと思います。
むしろ、虫が出やすい家の特徴を知って対策を行うことが、虫を見ないためには重要なことだと感じています。
虫が出やすい家の特徴と対策については、別の記事でまとめました。
気になる方はこちらもお読みください。
まとめ
今回は、子育て世代の私が中古戸建てに住んで感じたメリット・デメリットを紹介しました。
戸建てに住んでみて感じた一番の変化は、子どもとの暮らしにゆとりが生まれたことでした。
隣人に遠慮して生活音を気にすることが少なくなり、子どもがのびのびと過ごせる環境になったことで、親としても気持ちに余裕を持てるようになったと感じています。
また、車や自転車の使いやすさや、外への出やすさなど、日々の動きやすさも大きく変わりました。
こうした一つひとつは小さな違いに思えるかもしれませんが、積み重なることで暮らし全体の快適さにつながっていると実感しています。
一方で、防犯面や外との距離の近さなど、戸建てならではの注意点があるのも事実です。
それでも、子育て中のわが家にとっては、戸建ての家を選んだことは「子どもがのびのびと過ごせる環境を優先したい」という思いに合った選択だったと感じています。
戸建て住宅は、すべての人にとって最適とは限りませんが、
- 子どもをできるだけ自由に過ごさせたい
- 周囲への音の配慮から少しだけ解放されたい
- 生活の動線をシンプルにしたい
このように考えている方には、選択肢のひとつとして検討する価値がある住まいだと思います。
一方で、中古戸建てには、「現実的な課題」があるのも確かです。
次回は、この現実的な課題とそれに対する工夫について、実体験をもとに紹介していきたいと思います。




