今回は、お部屋の壁の塗り替えができる『ひとりで塗れるもん』という商品を紹介します。
DIYが初めての方でも挑戦しやすく、塗り壁ならではのナチュラルな雰囲気に仕上げることができます!
この記事では、『ひとりで塗れるもん』で壁を塗ってみた私が、おすすめポイントや、準備する道具、塗りかたのコツについてご説明します。
また、実際の作業にかかった時間、使用量の目安など、気になるポイントについても紹介したいと思います!
『ひとりで塗れるもん』のおすすめポイント
壁紙の張り替えよりも簡単
通常、壁紙の張り替えには①壁紙をはがす→ ②下地処理をする→ ③壁紙のサイズを測ってカットする→ ④ズレないように貼っていく
という工程が必要になります。
DIYに挑戦したいけど、初心者の私は「壁紙ってうまくはがせるのかな。」「サイズを測ってズレないように貼るのって難しそう…」という不安がありました。
一方『ひとりで塗れるもん』なら、一般的なビニールの壁紙の場合、はがさなくてもOK。
砂壁や石膏ボードの上から直接塗ることもできます。
道具を揃えたら①周囲をマスキング処理する→ ②塗り始める の2ステップで気軽に塗り始めることができます。
※汚れがついている場合など、壁紙の状態によっては下地処理が必要なこともあります。
壁の素材や状態ごとの必要な処理については、販売元の友安製作所HP 下地別対応表(https://kabe.tomoyasu.co.jp/paint/correspondence.pdf)をご確認ください。
そして、きれいに塗らなくても良いということも、塗り壁のいいところです。下の写真のように、残った塗り跡もいい感じの味になります。
自分で塗った達成感を感じることができ、マイホームに愛着がわくこと間違いなしです♪

調合不要ですぐ塗れる。二度塗りもしなくてOK!
『ひとりで塗れるもん』は、ペースト状に練られた状態で届きます。

ホームセンターなどで売っている「粉漆喰」は、水と混ぜ合わせる作業が必要です。このときしっかり混ぜないとムラができたりするようなのですが、『ひとりで塗れるもん』だとその心配はありません。
また、ペンキなどの塗料は二度塗りが必要な場合がありますが、『ひとりで塗れるもん』なら二度塗りをしなくてもいいんです。
その秘密は、『ひとりで塗れるもん』の塗りやすさにあります。
マーガリンのように柔らかく伸びるので、壁にぽってりと塗料を付けて塗ることができます。
塗料の厚さに気をつける必要がありますが、それについてはきれいに塗るコツの章でお伝えします。
少量から購入可能、蓋をして保存もできる
『ひとりで塗れるもん』は、部屋の一部分だけ、少量からでも塗ることができます。
販売されているサイズは2つ。
部屋の一部のみ塗りたいときは10~11㎡(トイレ程度の広さ)塗れる11kg缶、広い範囲を塗りたいときは20~22㎡(4.5~6畳程度)塗れる22kg缶、と塗りたい広さによって選ぶことができます。
また、余った塗料はきっちり蓋をして涼しい日陰に保存すれば半年〜1年ほど保存できます。なので、時間があるときにコツコツ塗ることもできます。
実際に私も1ヶ月ほど保管していましたが、缶のなかで固まることもなく、届いた時と同じ状態で使うことができました。
カラーバリエーションが豊富

『ひとりで塗れるもん』はカラー展開も豊富です。
販売元の友安製作所で展開されているカラーは全部で20色(ベーシックカラー12色と、友安製作所オリジナルカラー8色)。
無彩色やアクセントカラーなど、作りたいお部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。
それぞれの色にはキャラクターが付いていてかわいく、親しみやすいのも嬉しいポイントです!

この記事で使用する「ワンダーアリスブルーグレー」のパッケージには、不思議の国のアリスが描かれています♪
さらに、異なる色を混ぜて自分だけのオリジナルカラーを作ることもできます。
後ほど紹介しますが、色見本を取り寄せることもできるので、ぜひ実際に確認してみてくださいね。
『ひとりで塗れるもん』の成分
天然素材でできており、お子様やペットがいても安心
『ひとりで塗れるもん』はお家のなかで使用する塗料なので、どんな原材料が使われているか気になりますよね。
原材料は公開されていて、公式サイトで確認することができます。
成分:炭酸カルシウム60%以上、水30%以上、EVA樹脂2%未満、天然ミネラルファイバー2%未満、ウッドファイバー2%未満、メチルセルロース1%未満 (友安製作所HPより)
主成分の炭酸カルシウムは、化粧品や錠剤にも使われている素材です。
聞き慣れない「EVA樹脂」は、柔軟性や弾力性を持つプラスチックで、紙コップのコーティングやジョイントマットなどに使われる素材だそうです。
基本的に天然素材でできており、お子様やペットがいるお家でも安心して使用できます。
漆喰との違い
『ひとりで塗れるもん』は、漆喰ではありません。公式サイトには以下のような記載があります。
漆喰と同じ石灰石を主成分に、漆喰の特長である湿度調整、消臭、断熱、保温、防カビ効果を備えたDIY用に塗りやすく特別に作られた塗り壁材です。漆喰ではありません。
漆喰には、原料の「石灰石」を焼成後に水を加えて作られる「消石灰(別名:水酸化カルシウム)」が使われています。
(他の原料は強度を増すための骨材、麻、海藻のりなど。参考:-Wikipedia「漆喰」)
『ひとりで塗れるもん』の主成分である「炭酸カルシウム」も「石灰石」を原料として作られますが、「消石灰」とは製造方法が異なります。
よって、『ひとりで塗れるもん』と「漆喰」は、質感は似ていても別物というわけです。
一方、『ひとりで塗れるもん』には原料の「石灰石」がもつ湿度調整、消臭、断熱、保温、防カビの効果があるようで、機能面では漆喰と同様と言えるのだそうです。
以上をまとめると、『ひとりで塗れるもん』は湿度調整、消臭、断熱、保温、防カビ効果を備え、樹脂や天然素材の繊維を混ぜることでDIY用に塗りやすく加工された商品、というわけなのです。
色選びと準備するもの
色見本を取り寄せてみよう
前置きが長くなりましたが、ここからが本番。まずは色選びです。
商品を購入する前に、色見本を取り寄せるのが断然オススメです。
施工する壁に色見本を当てて、仕上がりのイメージを確認してみましょう。
また、色見本は塗料の実物が使われているので、手触りや質感も確認することができます。
下の写真が、私が取り寄せた色見本です。
ベーシックカラーのセットと、オリジナルカラーのうち5色を取り寄せてみました。(写真の中の☆マークが友安製作所オリジナルカラーです。)

今回は寝室を塗るので、落ち着いた色味の「ワンダーアリスブルーグレー」を選んでみました。
楽天市場で色見本の購入ができます↓
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サイズを選んで購入
色見本で塗りたい色が決まったら、『ひとりで塗れるもん』を準備しましょう。
今回は部屋の一面だけ塗るので、10~11㎡(トイレ程度の広さ)が塗れる11kg缶を購入しました。
少ない面積なら11kg缶、ひと部屋すべての壁を塗りたい場合は20~22㎡(4.5~6畳程度)塗れる22kg缶と、塗りたい広さに応じてサイズを選びましょう。
こちらのリンクから、ポイントが貯まる楽天市場で購入することができます♪
次に説明する「魔法の鏝(コテ)だもん」も一緒に買うと便利です!
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準備するもの
準備するもの一覧
作業には、商品のほかに次のものが必要になります。
□脚立(高いところを塗る時に使う)
□はさみ(マスキングテープを切る時に使う)
□マスキングテープ(養生用・幅5センチ以上あれば安心)
□コロナマスカー(テープつき養生シート)(①)または 新聞紙
□コテとコテ板(②)
※①、②について解説したいと思います。
① コロナマスカー(テープ付き養生シート)

塗料が落ちて床が汚れるのを防ぐため、床をカバーする必要があります。新聞紙などを敷いてもいいですが、「コロナマスカー(テープ付き養生シート)」を使うのもおすすめです。
ビニールシートの片端に養生テープがついているもので、テープで固定できるので、作業中にシートがズレにくくて使いやすかったです!
お近くのホームセンターのほか、下のリンクからも購入することができます。↓
【2/4 20時〜最大2000円クーポン&P2倍!】ポリエチグリーンマスカー 1100mm×25m KLASS 極東産機 テープ付き養生シート 110cmタイプ 品番:13-4235
② 塗り作業に必要な「コテ」、あれば便利な「コテ板」

「コテ」は、塗料を壁に塗るときに使う道具です。
これは、きれいな仕上がりのために必要な道具です!
私は友安製作所HPでも紹介されている『魔法の鏝(こて)だもん』を使用しましたが、板がやわらかくて塗りやすかったです。四角いタイプもありますが、先が舟形になっているタイプ(写真)のほうが壁の隅が塗りやすいと思います。

上の商品リンクから『ひとりで塗れるもん』とあわせて購入もできます。
「コテ板」は聞き慣れない言葉ですが、左官職人が手に持って、塗料を乗せている道具。コテの相棒です!
塗料を2〜3回分すくってコテ板に乗せておき、そこから取って壁に塗っていきます。そうすることで容器から塗料を取る回数を減らせるので、脚立に乗って高い場所を塗るときに大活躍します!
こちらは、専用のものを買う必要はないと思います。下敷きなど、自宅にあるものか、なければ100均などで代わりのものを調達しましょう。

必要に応じて準備するもの
□霧吹き
□手袋
は、必要に応じて準備しましょう。
霧吹きは、『ひとりで塗れるもん』が固まってきたときに使用します。
固まって塗りづらくなった場合、霧吹きで水をかけるとやわらかくなります。
私が作業したときは、真夏の8月で塗料が乾きにくかったせいか、霧吹きがなくても大丈夫でした。乾燥した冬場に作業される場合は、あったほうが良いかもしれません。
『ひとりで塗れるもん』は手についても安全で、水で落とすことができますが、気になる方は手袋をつけて作業しても良いと思います。
「ひとりで塗れるもん」の塗りかた
塗り始めるまえに周囲をマスキングする
すぐに塗りたい気持ちを抑えて、まずは下準備。塗りたい範囲のまわりをマスキングします。この作業は、仕上がりをきれいにするために必ず行いましょう。

コンセントカバーや窓がある場合、その周囲もマスキングテープで覆います。
マスキングのポイントはこちら。
マスキングができたら、床は塗料がつかないように新聞紙や「シートつき養生テープ」(上の用意するもので紹介しています)で目張りしましょう。
※床は、マスキングテープのかわりに直接「シート付き養生テープ」でマスキングしてもいいと思います。ただ、マスキングテープの上から貼るほうがシートがずれて剥がれる心配が少なく、しっかり養生できると感じました。
きれいに塗るコツ
マスキングができたら、いよいよ塗っていきます。
塗料は簡単にすくうことができ、塗り広げるのに力はいりませんでした。
ただ、慣れるまでは「どのくらい壁につけていいの?」などの加減が難しいかもしれません。
そこで、塗っていくうちに気づいたきれいに塗るコツを紹介します。

薄すぎず、厚すぎず。〜ケーキにクリームを塗るのと同じ!?〜
凸凹がある壁紙に塗る場合、塗料の量が少ないと、乾いたあとに表面がデコボコになってしまいます。下の写真のような感じです…。

なので、厚さ2〜3ミリ程度、厚めに塗るのがよいと思います。壁にたっぷりつけて、そこから広げていくようなイメージで塗るとやりやすかったです。
ケーキを作ったことがある方なら、スポンジケーキにクリームを塗るのをイメージすると分かりやすいかもしれません。
ちなみに、凸凹が気になる場合は、乾いたあとに塗料を二度塗りすればきれいになります。
コテの進行方向側をすこし浮かせるとやりやすい
コテの、進行方向の側をすこし浮かせると塗料がいい感じについてくれます(写真参照)。
塗り進める方向はご自身の塗りやすい方向で大丈夫だと思います。
右利きの私は、左→右にコテを動かすのがやりやすかったです。

端は、コテの直線面を使って塗る
端を塗るときは、コテの直線面を使います。コテを端にぐっと押し付けてから横にすべらせるイメージです。
角を塗るときは、コテの尖っている部分を使います。

あとはもう、ひたすら塗っていきます。無心になって作業です。
塗り終わったら養生をはがす
塗り終わったら、塗料が乾く前にマスキングテープをはがします。

塗り終わってから1〜2時間後には部分的に乾き始めていました。乾くと、すこし色が薄くなってきます。

乾燥時間は約1日
完全に乾燥するまで24時間ほど置くと、完成です。
こちらが壁を塗る前のお部屋の写真。なんとも殺風景な感じです。

完全に乾いた後、カーテンを設置した完成形がこちら↓。
落ち着いた色味で、お部屋が洗練された雰囲気になりました!

塗ってみてわかったこと
ここまで読んでみて「やってみようかな」と思っても、作業にどれくらいの時間がかかるの?とか、どれくらいの強度?など、まだまだ疑問があるかもしれません。
そこで、最後に『ひとりで塗れるもん』を実際に使用してみて分かったことについて書いていきたいと思います。
作業の所要時間
今回、6畳の部屋の壁一面(窓あり)を塗りました。
かかった時間は、マスキング開始から塗り終わるまで、3時間半ほどでした。
とくに、開始から30分〜1時間ほど、塗りかたのコツをつかめるまでは塗るのに時間がかかるかもしれません。
塗る範囲の広さによって、半日〜1日程度の作業時間を確保するのがよさそうです。
また、塗り終わってから完全に乾くまでは約1日かかります。
この間は、お子さまやペットが触ってしまわないように注意してください。
使用量のめやす
6畳の部屋の壁一面(窓あり)を塗りました。面積は、約5㎡。10~11㎡の面積が塗れる11kg缶を買って、4分の1ほど余りました。
なので、私の場合、使用した塗料はメーカー推奨量より多めでした。
臭いはある?
私の個人的な印象になりますが、6畳の部屋に塗ったときは施工中・後ともに臭いは気になりませんでした。
ただ、扉つきの階段下収納を塗ったあとは、数日間、塗料の臭いがこもっていたように感じました。
なので、塗ったあとしばらく、特に収納やトイレなどの狭い場所を塗ったときは換気をするのをおすすめします。
塗ったあとの壁の強度は?
施工してから1年が経ちましたが、特に剥がれたりといったことはありません。
子供が壁を蹴ったり、寄りかかっても特に問題はなさそうです。
ただ、硬いもので引っかくと、その部分が白くなることがあります。
釘や画びょうを刺すことはできる?
施工した壁には、釘やネジを打つこともできます。下の写真は、施工した壁にネジでカーテンレールをつけたものです。
画びょうを挿すこともできますが、ビニールの壁紙と比べると挿すのに力が必要です。また、画びょうを抜いた穴はビニールの壁紙よりも目立つと感じました。

今回の記事は以上です。お読みいただき、ありがとうございました!
今回使用した「アリスブルーグレー」と、「ヴィクトリアグリーン」で別の場所も塗ってみました。
その様子は、別の記事で施工例として紹介していますので、あわせてお読みください!



