【中古住宅で子育て】メリット・デメリットと購入する際に考えておくべきこと

家のこと

家は、生活の基礎となるものです。

特に、家で過ごすことが多い子育て世代にとっては、かけがえのないもの。
家を購入するなら、慎重に検討して後悔のないようにしたいですよね。

近頃は新築住宅、マンションの価格が高く、中古一戸建て住宅の購入を検討されている方も多いと思います。

筆者も子育て真っ最中の30代
いろいろと考えて家探しをした結果、「中古(築27年)」「戸建て」の物件を購入しました。

購入してみて、私は子育てと中古一戸建ては相性がいいと感じています!

なかには「中古」の家にマイナスのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、中古住宅ならではのデメリットもあります。

そこでこの記事では、子育て世代が中古一戸建てを買うメリット・デメリットを紹介していきたいと思います!

☆★☆ この記事を読むことで、こんなことが分かります ☆★☆

  • 子育て世代が中古一戸建て住宅を選ぶメリット
  • 子育て世代にとってのデメリット
  • 中古一戸建て住宅を選ぶ時に考えておくべきこと

子育て世代が中古一戸建て住宅を選ぶことのメリット

家と家族
写真はイメージです。

固定費を抑えることができる

中古一戸建て住宅の最大のメリットは、住居費を抑えることができるという点です。

住居費は、毎月かかる固定費の中でも金額が大きく、節約効果が高い項目です。
中古一戸建て住宅は、物件価格が低いのはもちろん、管理費や修繕費がかからないことも重要なポイントです。

物件の金額や管理費・修繕費で、月々の支払いがどのように変わるのか、具体的な数字をもとに考えてみたいと思います。

月々のローン金額を抑えることができる

中古一戸建て住宅は、何と言っても物件価格が低いのが魅力的です。

近頃、人件費や材料費が高くなり、新築物件の価格が高くなっています。
私の住んでいる地域では、新築と中古で1000万円以上の価格差がある印象です。

この1000万円の差は、月々のローン金額として考えても大きなものになります。

例として、ローンで物件価格3500万円4500万円の物件を購入した場合の、月々の支払い額をシミュレーションしてみました。

物件価格3500万円の場合  支払い額 9.3万円/月
物件価格4500万円の場合  支払い額 12万円 /月 
(金利0.65% 返済期間35年 頭金・ボーナス払いなし の場合 )
SUUMO(スーモ)支払額シミュレーションより

物件価格3500万円4500万円では、月々の支払いに2.7万円の差が生まれました。

管理費や修繕積立費がかからない

次に、管理費や修繕積立費について考えます。

マンションを購入した場合、ローンの支払いのほかに管理費修繕積立費がかかります。

管理費はマンションやアパートの建物や共用部分を管理するための費用で、たとえば共用部分の清掃費用、植栽の管理費用などです。
修繕積立費は、大規模修繕工事など建物や設備の修繕費用にそなえる費用です。

マンションの規模にもよりますが、管理費と修繕積立金をあわせた額の相場は月3万円程となるようです。

管理費   平均17,103 円
修繕積立費 平均13,378 円
(1ヶ月あたり、駐車場使用料等からの充当額を含む )参考:国土交通省 令和5年度マンション総合調査結果

管理費を払っているぶん、共用部分がきれいに保たれていることや、場合によっては24時間ゴミ出しができるなど、マンションのメリットもたしかにあります。

一方、戸建ての家を選んで毎月3万円の固定費を浮かせることで、お金の使い道の選択肢を広げることができます。

子供の習い事をひとつ増やしたり、おいしいものを食べたり。将来のために貯金するのもいいですね。

というわけで、固定費を抑えたいと思っている方は戸建て住宅を選ぶのが賢い選択だと感じているのです。

中古住宅は「立地」重視で選ぶことができる

子育てに理想の住環境を探しやすい

中古住宅のメリットとして、理想の住環境を探しやすいという点もあります。

たとえば、こんな条件の土地、とても魅力的だと思いませんか?

  • 鉄道2路線アクセス可能
  • 最寄駅まで徒歩6分
  • 小学校まで徒歩6分
  • 平坦な角地
  • ハザードマップの災害警戒区域ではない
  • 近くに広い公園がある

これは、実際に私たちが購入した物件の立地条件です。

小学校にも通いやすく、休日は近くの公園で遊んだり、電車でお出かけもできます。今まで住んでいた場所からも近く、通っていた保育園にもそのまま通い続けることができました。

新築物件にこだわっていたら、予算内で購入できる物件は崖の近くの家や、鉄道が通っていない地域などしか選択肢はありませんでした。

中古住宅を選択肢に入れることで、子育てに適した環境の立地を選べる可能性が高くなります。

資産価値のある土地が手に入る

中古住宅を選ぶメリットのひとつとして、資産価値が高い「土地」を持つことができるという点が挙げられます。

前の章で紹介した立地が良い土地は、資産としての価値も高いと思います。

今はまだ想像できないかもしれませんが、子育てがひと段落したタイミングで、もしかすると家の建て替えや住み替えを考えることになるかもしれません。

売却の可能性を考えたとき、学校から近いこと、鉄道へのアクセスの良さなどは、この先もずっと需要があると思います。このような土地は、買い手がつきやすいのではないでしょうか。

逆に、立地がよくない物件だと、売却に苦労するかもしれません。

また、土地を持っていれば、資金に余裕ができたときに家を建て替えることもできます。マンションだと自分の意思で建て替えができないので、この点に関しては一戸建てが有利かなと思います。

一戸建て住宅は、子供がのびのびと過ごせる

写真はイメージです。

走り回る音が階下に響かない

一戸建て住宅は、階下を気にしなくてもよいのが大きなメリットです。

小さな子供は、家の中でもお構いなしに走り回ります。
以前私たちが住んでいた賃貸マンションでは、上の階の子供が走る音がよく響いていました。うちの音も、きっと下の住人に聞こえているだろうな…とヒヤヒヤしながら生活していました。

戸建てであれば、壁が独立しているため、隣の家まで物音が響く可能性は低くなります。

戸建てに引っ越してからは、子供がソファからジャンプしても、室内を走り回っても気にならなくなりました。

もちろん、隣家との距離が近い住宅地では配慮が必要です。
それでも、戸建てに住んでからは、子供が立てる物音を気にするストレスが減りました。

私の気持ちにも余裕が生まれ、ゆったりとした気持ちで子供と接することができるようになったと感じています。

楽器の演奏やペットの飼育に制約がない

写真はイメージです。

楽器の演奏やペットの飼育ができるのも、戸建てのいいところです。

子供がピアノやバイオリン等の習い事をするなら、家でも練習をしたいですよね。
マンションだと、管理規約に「楽器演奏禁止」と書かれている場合には楽器の演奏ができません。

一方、戸建てだと楽器を自由に置くことができます。

私たちも、親族からもらったピアノを置いて、楽しく弾いています。
(演奏するときは窓を閉める、夜は弾かない、などのマナーは守るべきですが。)

今のところペットは飼っていませんが、犬や猫を飼うのに制約がないのもいいですね。

戸建ては自由度が高く、子供の選択肢を広げる可能性に満ちていると思います。

一戸建て住宅は、車や自転車が使いやすい

写真はイメージです。

一戸建ては、車や自転車が使いやすいのが便利です。

同じ駐車場つきの物件でも、マンションと比較して、一戸建てではこんなメリットがあります。

  • 月額使用料がかからない
  • 玄関から出てすぐ車に乗ることができる

車が使いやすいので、習いごとの送迎やお出かけなどの移動が楽になります。

家を出てから「あ、忘れ物した!」と気づいても、車や自転車からさっと取りに行けるのが嬉しいポイントです。

また、子供が大きくなったとき、人数分の自転車を置く場所を確保しやすいのも、一戸建ての良いところだと思います。

中古住宅のデメリット

前の章で紹介したとおり、中古住宅にはたくさんの魅力があります。一方で、デメリットも少なからず存在しています。
中古一戸建て住宅を購入するときは、次のようなデメリットについて考えておきましょう。

リフォームが必要

写真はイメージです。

中古住宅のデメリットは、快適に住むためにリフォームが必要ということです。

中古住宅は外壁や屋根の劣化が進んでいる場合が多く、購入してからリフォームをするケースが多くあります。
また、快適に過ごすために、水回りやキッチンのリフォームを検討する場合もあると思います。

どの程度のリフォームが必要かは、築年数や物件の状態によって、また、どの程度の快適さや安全性を求めるかによって変わります。

リフォームの内容によっては、新築の物件を買うのと変わらないぐらいの金額になってしまうこともあるので注意したいところです。

中古住宅は、安全性に注意が必要

子供がいる家でなにより重要なのが「安全であること」だと思います。中古住宅を選ぶときは、耐震性や防犯面をよく考慮することが重要です。

耐震性

中古住宅は、新築と比較して耐震性能が低い場合があります。特に、1981年5月31日以前に建てられた家は「旧耐震基準」に基づいて建てられており、耐震性能としてはかなり低いと考えられます。

耐震の面での安全性に注意して中古住宅を選ぶときは、1981年6月以降の「新耐震基準」で建てられたものを選ぶのがひとつの目安となります。

「旧耐震基準」の家を選ぶ場合は、耐震補強をしたり、耐震診断を受けたりして、地震に備えておく必要があります。

耐震について詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みください。

防犯面について

一戸建て住宅は、オートロック等のセキュリティが充実しているマンションと比較すると、防犯面で劣ることがあります。

戸建てでは、空き巣の侵入手段は窓の「ガラス破り」が半数以上を占めているそうです。

中古住宅は風通しをよくするために窓が大きい、多い傾向があります。

場合によっては、窓の防犯性を高めるため二重窓にする二重ロックを取り付けるなど、安全対策に取り組みましょう。

断熱性に劣る場合がある

中古一戸建ては、暑さ・寒さへの対策が必要な場合があります。

マンションと比較して、戸建ては四方を外気に晒されているので、壁、天井、さらには床下からも冷気が入ってきます。
同じ理由で、夏の暑さも戸内に伝わりやすいという特徴があります。

中古物件の場合には、最近建てられた家と比較して充分に断熱材が入っていない場合があるため、注意が必要です。

わが家はホームインスペクションで天井裏と床下を調べたところ、「天井の断熱はしっかりしているけど、床には全然断熱材が入っていない」と言われました。

実際住んでみて、私も「底冷えするなぁ…」と感じました。

北向きの家なので、夏の暑さはあまり気になりませんでした。

子供がいる場合は特に、暑さ・寒さに悩まされない快適なお家を作っていきたいですよね。

わが家では、快適に過ごすために床に断熱マットを敷いたり、DIYで窓を二重にしたりといった対策をしています。

中古住宅を購入するときに考えておくべきこと

子育て世代が中古一戸建て住宅を購入するとき、どんなことに気をつければよいのでしょうか。

修繕費用の積み立て

中古一戸建ては、月々の修繕積立費がかかりません。経済的にはとても良いのですが、そのぶん、設備が故障したときの対応やメンテナンスを自分で行う必要があるという点に注意が必要です。

たとえば、屋根・外壁は10〜15年に一度、塗り替え等のメンテナンスが必要になります。
また、急な設備の故障のときには業者を探して対応しなければなりません。

定期的なメンテナンスや急な故障に備えて、自分で資金を積み立てておく必要があります。

建て替えや住み替え

中古住宅を購入した場合、考えておくべきことの2つめは、建て替えや住み替えについてです。

私は、中古物件って何年くらい住めるのか?疑問に思って、リフォームの打ち合わせのときに担当さんに聞いてみました。

答えは、「メンテナンス次第です!」と返ってきました。

定期的にメンテナンスを行えば、木造住宅でも80年や100年住むことができるようです。

ただ、住みはじめて30年も経つと家族構成や生活スタイルが変わります。また、水回りの更新なども必要になります。そのとき、リフォームではなく、建て替えを選ぶケースが多いようです。

新築物件と比較して、中古住宅はメンテナンス費用が高額になる可能性があります。
そのため、何十年後かに建て替えや住み替えが必要になるかもしれない、と考えておく必要があります。

(参考:木造住宅の耐用年数とは?実際に住める年数と耐用年数は違う! /日本ハウスホールディングスHP)

まとめ

今回の記事では、子育て世代が「中古」「一戸建て」を購入するメリットとデメリットを紹介しました。

中古一戸建て住宅には、以下のメリットがあり、子育てに適した住環境を整えることができます。

・階下への騒音が気になりにくく、楽器やペットなどの制約が少ない

・購入価格を抑え、好立地の土地に家を購入することができる

・車や自転車が使いやすい

一方で、

・快適に住むためにリフォームが必要

・耐震性や防犯面に気を付ける必要がある

・断熱性に劣る場合がある

という点がデメリットとして挙げられます。

また、将来の修繕費用の積み立てや、10年後・20年後の生活もイメージして家を選ぶのが賢い選択です。

子育ては、人生のなかでもかけがえのない時間です。

中古住宅のメリット、デメリットを把握したうえで、自分がどんな暮らしがしたいのか、また、生活していくうえでどのような所を重視しているのかという所をよく考えて、物件を探していきたいものです。

すー

30代半ばで、関西某所に中古戸建てを購入。
そのときの経験を伝えるべく、育児&仕事の合間をぬって執筆中。
寝かしつけ時の睡魔と日々闘っている。

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