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築３０年ってこんな感じ。リアルな情報を発信したい

「育てがいがある家買ったなぁ…。」築２７年の戸建てを買ってひとしきりのリフォームを終えたとき、私はこう思いました。

家を購入した私たち夫婦は３０代半ば。家のほうが少しばかり年下です。

平成になってから建てられたんだから、中古物件にしてはまだ新しいんじゃない？というイメージからスタートするほど、不動産に関しては全くの初心者。本当に手探りでの家探しでした。

一応、購入にあたってネットで体験談を探してみました。不動産サイトにはよく出てくる「築３０年くらいの戸建て」。しかし、実際に購入した体験を書いたものは、なかなかありませんでした。

そして家を買ってから、「買う前に知っていれば…」「もっとこうしておけばよかったな…」と思うこともありました。

多くの人にとって、マイホームの購入は大きなターニングポイントになると思います。しかし、人生のなかで何度も起こるイベントではありません。

その決断をするにあたって、先人の経験は何らかの形で参考になるかもしれない。そこで、私たちが実際に経験した話を書いていこうと思ったのでした。

家を育てるということ

冒頭「育てがいがある家」と言ったのは、購入した家をあれこれ整えていった後に思ったことでした。
間取り変更を含むリフォーム、DIY(壁塗装、床板貼りなど)、入居前の掃除、etc…

全てが初めてのことで、特に自分でやると決めた作業は「ひゃー！」と悲鳴をあげたくなるくらい大変なこともありました。

一方で、うんと考えて自分たちの理想とする家を作っていく感じが、たまらなく楽しくもありました。

入居したあとも断熱、耐震補強など快適な暮らしを目指して手を加えていくことになるのですが、そのなかで思ったことがあります。
快適な家で暮らしていくためには、様々なところに手をかけて、家を“育てて”いくことが大事ということです。

ブログのタイトル「育てるマイホーム」は、このような思いから名付けました。

中古物件を購入される方は、多かれ少なかれ、そしてDIYか、プロに依頼するか、という違いはありますが、より良いマイホームを目指して理想の家を作っていかれることと思います。

このブログでは、私たちが快適なマイホームを目指した過程を、紹介していきたいと思います。

筆者について

家族構成

にぎやか担当の子供２人、静かに見守りたい（が、巻き込まれる）大人２人
の、４人家族で生活しています。

• 夫
• 妻
• 長男（家購入当時　年長）　
  お母さん大好き。ポケモン大好き。お絵描きも好き。オリジナルのポケモンカードを作るのがマイブーム。すこし繊細で怒りっぽい。
• 次男（家購入当時　２歳）
  元気で愛嬌たっぷり、みんなのアイドル。ただし、おもちゃを取ったり壊したりするので兄にはよく思われていない・・・。最近、イヤイヤ期が始まった。

引越し歴

• １軒目（築２５年　アパート　２DK賃貸）
  夫一人暮らし・妻実家暮らし→結婚と同時に関西某所の人気エリアのアパートに入居。３年後に長男誕生して子育てスタート。
  お風呂の追い焚き機能がなく冬場はつらかった。線路が近いため電車が通ると部屋が揺れるが、５年ほど耐えて暮らした。
  
• ２軒目（築３３年　マンション　２LDK　賃貸）
  電車の振動に耐えかねて近くのマンションに引越した。
  駐車場がないため、徒歩５分ほどのところに月極駐車場を借りていた。LDKとベランダが広く、和室もあって快適だった。住んでいた期間は丸３年。
  
• ３軒目（築２７年　戸建て　４DK　持ち家）
  夫の会社の家賃補助がなくなるのをきっかけに、思い切って中古戸建てを購入。住んでいたマンションから徒歩２０分ほどの距離。しかし街の雰囲気は変わり、人気で落ち着いた住宅街から、庶民的なエリアに移ることになった。

マイホームについて

基本情報

購入当時　築２７年
購入価格　約３４００万円
１９９０年代（平成初期）築の木造２階建、駐車場あり。庭なし。
１階にはDKとリビングの２部屋、２階には３部屋あり。
私たちで３組目のオーナーです。

リフォームとDIY

家を購入後、総額約６２０万円をかけて以下の箇所をリフォームしました。

• 風呂、洗面、トイレが一体のユニットバス→それぞれをセパレートにする間取り変更リフォーム
• 外壁塗装、屋根塗装、コーキングの打ち直し
• 勝手口を封鎖
• テレビアンテナ設置
• その他、照明の交換など

また、これまで以下のDIYを行いました。

• 壁を塗ってアクセントウォールを作った
• ダイニングの床の張り替え
• 階段下収納の内装
• 二重窓にして断熱

これらについて、順次記事を書いていきたいと思います。