DIYで内窓をつくる「エコな簡易内窓キット」【窓の断熱におすすめ】

リフォーム・DIY

 我が家は全て一重窓で、夏には熱気が、冬には冷気が室内に入ってきます。そこで、市販のキットを用いて簡易二重窓を作りました。二重窓にすることで、窓の断熱性が高まり、エアコンの効きが断然良くなって快適になります。

この記事では、DIYキット「エコな簡易内窓」を使った二重窓DIYの手順をご紹介します。

☆★☆ この記事を読むとこんなことがわかります ☆★☆

  • 窓の種類について
  • DIYできる?プロに依頼したほうがいい?迷ったときの考えかた
  • DIYキット「エコな簡易内窓」で内窓を作る手順

窓の種類

はじめに、窓の種類(一重窓・二重窓、単層ガラス・複層ガラス)について説明します。

一重窓(単層ガラス)

 一重窓(単層ガラス)は、フレームにガラスが1枚入っているものです。「アルミサッシ+単層ガラス」が最もシンプルな構造で、我が家も含めて昔の家の多くはこれです。価格は他の種類と比べると安いようですが、断熱性に劣ります。

昔の家に多い一重窓(単層ガラス)

一重窓(複層ガラス)

 最近の家の多くは、フレームに2枚以上のガラスが入っています。これを、一重窓(複層ガラス)といいます。

性能を追求した窓では、ガラスが4枚重ね(!)のものも。ガラスの間に空気層ができるので、断熱性に優れます。また、断熱性に優れた樹脂を使った複合サッシもあるそうです。

 単層ガラス窓→複層ガラス窓へのリフォームもできますが、多くの場合に窓枠や壁も加工する必要があり、費用が高くなります。

断熱性に優れた一重窓(複層ガラス)

二重窓

二重窓は、名前の通り、1箇所に窓が2組設置されているものです。窓と窓の間に空気層ができるため、断熱性に優れます。寒冷地や、一重窓の断熱性を後付けで高めたい場合などに使用します。デメリットとしては、一重窓と比べるとスペースを取ることと、窓の開閉時に2組の窓を操作する手間がかかります。

 一重窓→二重窓のリフォームでは、既存の窓の内側に窓をもう一組追加するだけなので、複層ガラス窓への作り替えに比べると安価で工期が短いようです。

二重窓

内窓はDIYできる?

家の窓が一重窓の場合、二重窓にすることで断熱性を向上する効果が期待できます。
二重窓にするには、DIYとプロに依頼する方法があります。どちらの方法を選ぶかは、費用や窓の大きさなどで選ぶのが良さそうです。

内窓DIYとプロに依頼した場合の費用比較

DIYでのメリットは、価格が安いということです。

高さ90cm以内の小窓を二重窓にする場合の値段は、 のちほど紹介する「エコな簡易内窓キット」でDIYした場合には1万円弱、プロに依頼した場合の費用相場は3〜6万円です。

費用をかけずに断熱効果を高めたい場合には、DIYがおすすめです。

DIYで内窓を作るか、プロに依頼するか

上記のとおり、DIYでの内窓作成はコスパの面で優れています。一方で、プロに依頼したほうがいい場合もあります。

それは、次のような場合です。

  • 大きな窓・掃き出し窓
  • 変形していたり、歪みが大きい窓
  • 結露やカビがひどい場合

大きな窓では、DIYで準備をする資材も増え、取り付け操作が難しくなります。そのため、取り付けが傾いてしまうなどの失敗の原因となります。掃き出し窓はDIYでは床面への施工が難しく、プロに任せるのがおすすめです。

また、DIYによる簡易内窓では気密性が低いため、窓の結露が出てしまいます。
結露がひどくカビに悩んでいる場合は、プロに依頼してリフォームをするのがよさそうです。

(費用相場とプロに依頼するときの判断基準は、こちらのサイトを参考にしました。)
内窓リフォームで光熱費−25%を実現する費用相場と補助金と効果を完全解説 /建物リペアガイド

DIYキット「エコな簡易内窓」製作記と使用感

「エコな簡易内窓」キット製作について

使用キットについて

 アクリサンデー社の「エコな簡易内窓」キットを使いました。

キットには、窓枠フレーム面材工具がセットになっています。以下の3点を準備しました。

  • エコな簡易内窓キット(Mサイズ)
  • カッターナイフ
  • メジャー

値段は、近所のホームセンターでMサイズ(幅180cm、高さ90cm以内)が1万円弱でした。ちなみに、窓メーカーの後付け二重窓を業者に取り付けてもらう場合、見積もり額は数倍高かったです。

 以下に、製作手順を記します。キットはフレーム類が入った長い段ボールと、面材が入った平たい段ボールの2箱構成です。

「エコな簡易内窓」フレームが入った段ボール
「エコな簡易内窓」面材が入った段ボール

採寸する

 メジャー等を用いて、既存窓の寸法を計測します。説明書に測定値を書き、既存窓の歪みのチェックや部品の切り出し寸法の決定を行います。ここで寸法を間違えると、せっかく作った内窓が最悪使えなくなるため、確実に計測します。

窓枠を作る

 フレームが入った箱を開封し、採寸した通りに窓枠材を切り出します。付属のノコギリを使って少し長めに切断し、カッターナイフで整形します。意外と硬いので、怪我に注意です。。。

付属のフレーム

 付属のノコギリでさくさく切っていきます。

ノコギリ(付属品)で切っていきます

若干荒いですが、カッターナイフで切り口を整形しました。

切り終わったところ

 最後に既存窓枠をきれいに掃除し、両面テープで窓枠材を固定します。微妙な誤差は、現物合わせで調整します。上枠の接着が悪くすぐ落下したため、下穴を開けて付属の木ネジで固定しました。

窓枠に固定

窓を作る

 中空ポリカーボネートの面材を切り出します。切り屑が中空ポリカの中に入ると見栄えが悪くなるため、ノコギリを使わずカッターで慎重に切り出します。中空ポリカはそれ自体が複層であるため、軽量で断熱性に優れます。

セット付属の中空ポリカ

 続いてフレームを切り出します。窓枠と同じように、付属のノコギリで切断→カッターナイフで整形すると、綺麗に作れます。

中空ポリカに取り付けるフレーム

 最後に、フレームを面材にはめ込んで完成です。面材の保護シートは、傷つき防止のため最後にはがしました。

フレームを面材にはめこんだところ

窓を窓枠にはめ込む

 窓を窓枠にはめ込んで、スムーズに開閉できたら完成です。

二重窓が完成しました!

「エコな簡易内窓キット」を使用した感想

所要時間

 基本的に、説明書通りに採寸→切断→はめ込みを繰り返せばできるため、初心者でも簡単に作ることができました。失敗もなく、慣れれば窓1か所あたり2時間以内でできました。

エアコンの効きがよくなり、快適になった

 施工したのは今冬、寝室の窓3か所です。内窓取り付け前は、窓から冷気が流れ込んできましたが、施工後は窓に手をかざしても冷たさを感じなくなりました。

 エアコンの設定温度は変えていませんが、室温も2〜3℃は上がったと思います。

窓の結露には改善の余地あり

 内窓の室内側は大丈夫ですが、外窓の室内側に結露がありました。キットの特性なのか、DIYの加工精度なのかは分かりません。内窓の隙間を隙間テープなどで気密性を高めれば改善するかもしれませんので、今後の課題とします。

まとめ

窓は枚数を増やして空気層を増やすことで、断熱性が向上します。

 業者に頼んでリフォームをすることもできますが、費用を抑えるにはDIYも有効です。求めるクオリティと予算、かけられる時間に応じて暖かい家にしていきたいですね。

 余談ですが、このキットを作るまで「アクリルサンデー」だと思っていました。正しくは、「アクリサンデー」でした。

すー

30代半ばで、関西某所に中古戸建てを購入。
そのときの経験を伝えるべく、育児&仕事の合間をぬって執筆中。
寝かしつけ時の睡魔と日々闘っている。

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